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柚木の河原で人生初のソロキャンプ

ソロキャンプ。

新型コロナウィルスの蔓延をきっかけとして、繁華街に出かける人は一時期激減し、一方で釣りやキャンプなどのアウトドアなアクティビティに注目が集まった。

都内の釣り場はどこも満員になり、ダイ◯ーやセ◯アは競うように安価な釣具やキャンプギアを開発・販売し、世は一大アウトドアブーム。釣り系やキャンプ系のYouTuberが跋扈し、人々は“映え”と“エモ”を求めて、こぞって大自然に赴く。

そんな状況下にあって、ソロキャンプにずっと憧れはあったが、コロナ禍中は仕事に追われてしまい、行くことが叶わなかった。

ここ5年くらいの間ずっと、ソロキャンプをしてみたいと思っていた気がする。

さすがにそろそろ実行に踏み切ろうと思った私は、キャンプにしょっちゅう行っている友達にLINEを送った。

LINEでソロキャンプデビューに最適なタイミングが今ということが判明する

まさに、最適なタイミングは今だった

では、すぐに行こう。ということで、人生初のソロキャンプに行ってきました。

柚木の河原キャンプ場に行ってきました

柚木の河原

今回行ってきたのは、二俣尾駅から徒歩15分くらいの場所にある柚木の河原。ここは予約不要かつ無料で野営ができるということで思い立ったときに気軽に利用できる。水道設備はないけど、近くに仮設のバイオトイレ(ぼっとん便所の進化版みたいなやつ)があり、15分くらい歩くとセブンイレブンがあるという立地で、特に不便はない。

強いて言うなら、新宿という大都会から電車で1本で行けてしまうため、行楽客で電車が激混み。到着したらのどかなんだけど、電車に揺られて旅の風情を味わうみたいなことはできないね。

キャンプ場の概要

住所〒198-0064 東京都青梅市柚木町1丁目192
電話番号0428-22-7215(西多摩建設事務所 河川管理担当)
営業時間24時間
利用料無料
駐車場あり
水道・トイレ簡易トイレあり・水道なし
利用可能時間24時間
管理者東京都西多摩建設事務所

二俣尾駅から奥多摩橋を渡って歩いていくと、奥まったところにある感じ。駐車場が手前にあり、奥が河原になっている。駐車場は白いサラサラの砂地なんだけど、河原は小石がごろごろしていて、マットがないと体が痛いし、ペグもうまく打てない地面。

テントを張れるスペースは広くはないけど、予約不要・無料で使えるので、フラッとキャンプしたくなったときによさそう。

私の他にも、複数野営している人たちがいて、みんなそれぞれの時間を過ごしていました。

季節・気候

キャンプに行った日の気温。この日は11月なのに真夏日で昼間は暑く、夜は肌寒い感じでした。

  • 11月3日〜11月4日の1泊2日
  • 最高気温25度、最低気温10度
  • 天気:ピーカン

昼間は半袖のTシャツでも暑い。日が沈んで少しすると上着が必要。夜はじっとしていると寒い寝袋は春秋用でちょうどよかった。

荷物

恥ずかしながら、30代半ばにして自動車の免許は持っていません。

そのため、電車やバスなどの公共交通機関と徒歩を駆使して現地に赴かなければならず、極力荷物をコンパクトにする必要があった。

キャンプ道具

ひとまずは、ソロキャンプに持っていった荷物を紹介することにする。

下記に付随して、持っていけばよかったと思うものも後述するので、ソロキャンプに行かれたい諸氏におかれては、参考にされたし。

デカ目の荷物
  • バックパック(でっかいやつ)
  • テント(ネイチャーハイク vik1)
  • 寝袋(秋冬用のやつ)
  • あぐら椅子
調理器具・小物
  • ダイソーミニストーブ・コンロ
  • LEDランタン
  • ミニソフトクーラー
  • 折り畳めるのこぎり
  • 折りたたみナイフ
  • 麻紐
  • 固形燃料×3個
  • ダイソーメスティン
  • ポケットストーブ
  • ミニテーブル
  • ステンレスのマグカップ
  • ステンレスの分解できる箸
  • 折り畳めるスプーン
  • ステンレス皿
  • チャッカマン
  • タオル
食材
  • 調味料各種
    • テーブルコショー
    • ガラムマサラ
    • マジックソルト
    • オリーブオイル
    • 焼肉のタレ
  • 米 2合
  • 牛のカットステーキ
  • 手羽先10本
  • 牛タン4枚
  • 6Pチーズ
  • ミックスナッツ
  • チキンラーメン 1袋
  • サバの水煮缶
  • ミニトマト1パック
  • ベビーリーフ1袋
  • 水2リットル
  • ドクペ500ml
  • ガラナ350ml

※私、これ以上ないくらいの下戸なため、酒豪の皆様はドクペとガラナを好みの種類に置き換えることを推奨する。

こんなアイテムがあったらいいな〜と思うものは後述します。

スケジュール

【1日目】

  • 12:10 二俣尾駅到着
  • 12:30 柚木の河原到着
  • 〜13:00 テント設営など
  • 13:00 昼食(サバ缶とミニトマトの炊き込みご飯)
  • 14:00〜16:00 散策・薪拾い
  • 16:00〜22:00 一人バーベキューパーティ
  • 22:00 就寝

【2日目】

はじめてソロキャンプをしてみて

これくらいのキャンプならすぐにパッと行けるな〜と思いました。道具さえあればすぐできる趣味を持っておくと人生が充実していいですね。

部屋でだらだらして過ごすと、1日を無駄にした感があるんですけど、わざわざ自然の中に赴いて、そこでだらだらするのは後味的にもよいです。

それでは、今回のキャンプを振り返って、次回はより快適なキャンプしたいと思います。

タープ的な前室があるソロ用のテントが欲しい

今回は友人から借りたネイチャーハイクv1を持っていき、タープなしだったので日中は非常に暑かった。ワークマンのレジストドームテントみたいな、タープ的な前室がある1人用のテントを買おうかなと思いました。

マットあった方がいい

多分誰でもわかることなんだけど、デカ目の石がごろごろしている河原でマットなしで寝ると熟睡できない。エアーマットを買うことを固く胸に誓いました。

ガスバーナー欲しい

今回の熱源はダイソーのミニストーブ・コンロとポケットストーブ+固形燃料の2つ。固形燃料は1回使うとなくなってしまうので、ちょっとお湯を沸かしたいみたいな中途半端な使い方がしづらい。アルコールストーブも毎回アルコールを使い切らないといけないという点で、使い勝手はあまりよくない。やはりガスバーナーは便利なのだなあと実感した。

ダイソーのミニストーブコンロけっこういい

一口大に切った肉は4つ乗る、手羽先は2つ乗る。一気に焼くみたいなことはできないので、食事に時間をかけたくないときはあんまり使えないけど、一人でダラダラ食べるみたいな目的には十分。ただし、燃焼効率が悪いのか、火吹き棒(?)は必須でした。定期的にフーフーしながら火加減を調整して焼く感じ。今回は薪の焚き火で調理したけど、火加減の調整が難しかったので、炭を持っていった方がよかった。

ランタンは小さい方がいい

今回はソーラーチャージャー付きの一般的なサイズのLEDランタンを持っていった。帰宅後に非常にコンパクトなサイズのLEDランタンが複数あることを知った。おそらく電車キャンプを標榜する者にとっては、ミニサイズで十分な明るさを確保できるLEDランタンがあった方がよい。

耐熱テーブル欲しい

今回テーブルはプラスチック性の脆弱なものを持っていったが、過酷な環境下でも使用できる丈夫なテーブルがあった方がよい。定番のキャプテンスタッグのアルミテーブルでも買おうかな。

下半身の防寒

最低気温が10度くらいで、朝方は少しだけ寒かった気がする。特に下半身は荷物をコンパクトにすることを優先して、防寒対策をしていなかったので、温かい股引的なものを持っていった方がよかったかもしれない。

デイキャンプの場合は火消し壺必須

泊まりの場合は、薪を燃やしきって、常温になるまで一晩待てばいいが、デイキャンプの場合は火消し壺がないと困ることになると思われる。日帰り利用を検討している諸氏におかれては、火消し壺を持参することを推奨したい。

河原はペグ打ち込むのむずいね

石ころゴロゴロ系の河原にペグを打ち込むのはむずい。そして、手頃な薪が落ちていない。次は森にいきたいなあと思いました。

次回は千葉か茨城方面にいきたい

私、東京の東の方に住んでいるため、多摩方面に行くためには大都会を経由しなければならず、なかなか情緒がなかったんですよね。なので、次回は千葉とか茨城とか、だんだん田舎になっていく町を眺めながらのんびり行けるような場所にいきたいなと思います!

それではまた、来週のこの時間にお会いしましょう(?)

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